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2019/01/30(水)

【J.D.サリンジャー生誕100周年×映画『ライ麦畑の反逆児』公開記念】金原瑞人(翻訳家)トークショー「サリンジャーにまなぶ、翻訳物の愉しみ方」

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2019年1月1日に生誕100周年を迎える小説家J.D.サリンジャーの半生を描いた映画ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャーが2019年1月18日に公開されます。映画の公開を記念して、翻訳家の金原瑞人さんをゲストにお招きしてトークショー『サリンジャーにまなぶ、翻訳物の愉しみ方』を開催いたします。

サリンジャーの代表作であり、全世界で6500万部を突破した永遠の青春小説である『ライ麦畑でつかまえて/キャッチャー・イン・ザ・ライ』(原題:The Catcher in the Ryeは、ラッキーな翻訳書であると、金原さんは語ります。52年の橋本福夫訳、64年の野崎孝訳、そして03年の村上春樹訳・・・新訳が出るたびに時代を経て新なファンを獲得してきました。

        

 

 

 

 

 

 

 

日本にいる私たちが海外文学を受容するために、「翻訳」という仕事は大変重要な役割を担っています。サリンジャー作品も含めこれまで500冊以上の翻訳を手がけられている翻訳家の金原瑞人さんに、「翻訳」という観点からサリンジャー作品を読み解いていただきたいと思います。

金原さんは2015年に『BOOKMARK(ブックマーク)』という無料冊子を創刊し、海外文学や翻訳物の魅力を広く伝えるべく精力的に活動されています。

翻訳のプロフェッショナルであり、誰よりも海外文学を愛する金原さんから、翻訳物の楽しみ方を教えていただきましょう!

サリンジャーを愛する方、映画に興味がある方、海外文学がお好きな方、皆様お誘い合わせのうえぜひご参加ください。

 

このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年 (新潮社、2018) J・D・サリンジャー (著), 金原 瑞人 (翻訳)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開催概要

J.D.サリンジャー生誕100周年×映画『ライ麦畑の反逆児』公開記念

金原瑞人(翻訳家)トークショー「サリンジャーにまなぶ、翻訳物の愉しみ方」

 

2019年1月23日(水)19時〜20時半

2019年1月30日(水)19時〜20時半

※出演者インフルエンザ罹患のため23日は中止、30日に延期させていただきます。

 

出演者:金原 瑞人(翻訳家・法政大学教授)

参加費:1,500円(1ドリンク付)※予約制

 

会場: コミュニケーションギャラリーふげん社

〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F

TEL:03-6264-3665 Mail:info@fugensha.jp

 

販売書籍:

数に限りがございますので売切れの際はご容赦ください

  • 金原瑞人『サリンジャーに、マティーニを教わった』(潮出版社)
  • ケネス・スラウェンスキー『サリンジャー ――生涯91年の真実』(晶文社)
  • J・D・サリンジャー、金原 瑞人(翻訳)『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年 』(新潮モダン・クラシックス)
  • J・D・サリンジャー、村上 春樹  (翻訳)『キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)』(白水社)
  • J・D・サリンジャー、野崎 孝 (翻訳)『ライ麦畑でつかまえて』(白水Uブックス)

 

※ご予約はお電話とメールで承っております。

下記まで、「イベント名(1/30金原トーク)、代表者のお名前、参加人数、当日のご連絡先(電話番号)」をご連絡ください。

TEL:03-6264-3665

Mail:event@fugensha.jp

 

 

出演者プロフィール

 

金原 瑞人 (かねはら・みずひと)

1954年,岡山県生まれ。翻訳家。法政大学社会学部教授。

訳書は児童書,一般書,ノンフィクションなど500点以上。日本にヤングアダルト(Y.A.)というジャンルを紹介。主な訳書に,ペック著『豚の死なない日』(白水社),シアラー著『青空のむこう』(求龍堂),ヴォネガット著『国のない男』(NHK出版),グリーン著『さよならを待つふたりのために』(岩波書店)、モーム著『月と六ペンス』(新潮社)、 サリンジャー著『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』(新潮社)など。エッセイに『翻訳のさじかげん』(ポプラ社),『サリンジャーに、マティーニを教わった』(潮出版社),日本の古典の翻案に『雨月物語』(岩崎書店),『仮名手本忠臣蔵』(偕成社)など。

https://www.kanehara.jp/

BOOKMARK https://www.kanehara.jp/bookmark/index.htm

 

  • 映画について

「ライ麦畑でつかまえて」――全世界累計6500万部突破、世界中の若者に衝撃を与え、愛され、無数のフォロワーを生み出してきた20世紀のベストセラー。 大人社会の欺瞞をからかい、純粋無垢なるものを求める16歳の主人公ホールデンの姿は、時代や国境をこえて読者の共感を呼んできた。日本にも熱烈な支持者が多く、村上春樹による新訳がさらなるファンを獲得したことは記憶に新しい。

だが作品が社会現象となる一方で、作者J. D. サリンジャーの生涯は長年、謎に包まれたままだった。何が彼を創作に駆り立てたのか? あのみずみずしい文体はいかにして生まれたのか? そして何故、人気絶頂の中で表舞台から姿を消したのか? 生誕100周年を迎える今、その生前は本人の意思によって語ることが一切許されなかった作家の謎に満ちた半生と名作誕生前夜の真実が、ついに明かされる。

サリンジャー役を「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のニコラス・ホルト、バーネット役をケヴィン・スペイシーがそれぞれ演じる。監督は「大統領の執事の涙」の脚本を手がけ、本作が長編監督デビュー作となったダニー・ストロング。

『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』

2019年1月18日(金)

TOHOシネマズ シャンテ 他 全国ロードショー!

監督/脚本:ダニー・ストロング

原作:『サリンジャー 生涯91年の真実』(晶文社)

配給:ファントム・フィルム

https://www.rebelintherye-movie.com/

原作:『サリンジャー 生涯91年の真実』(晶文社)