2016/12/06(火) - 2016/12/24(土) 築地ラビリンス〜土屋勝義・新納翔二人展 終了しました Exhibition 生まれも育ちも築地であるコマーシャルフォトグラファー土屋勝義氏と、警備員として働きながら築地市場を撮影してきた若手写真家新納翔氏による二人展です。 作風も世代も異なる二人ですが、「築地」という今まさに都市が形作られ破壊されようとしているこのホットスポットを舞台にとらえた二人の写真は、東京という都市の両面性をみごとに表現しています。 同名写真集を発売するほか、会期中には撮影会やトークイベントも開催します。 みなさまのご来場を心よりお待ちしております。 開催概要 築地ラビリンス〜土屋勝義・新納翔二人展 ◉会期 2016年 12月 6日(火)〜 12月 24日(土) ※23日(祝)はオープン 火-金 12時〜19時 / 土12時〜17時 日・月・祝 定休日 入場無料 ◉会場 コミュニケーションギャラリーふげん社 〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F TEL:03-6264-3665 Mail:info@fugensha.jp 写真集 築地ラビリンス 土屋 勝義 新納 翔 800 部限定 2016 年12月6日発売 生まれも育ちも築地であるコマーシャルフォト グラファーの土屋勝義と、警備員として築地市場 で働きながら撮影をしてきた若手写真家の新納翔 による異色のコラボ写真集。 →通販ページはこちら 定価:1,800 円+税 判型:B5 横(257×182) 頁数:フルカラー64 頁 製本:並製本 デザイン:三村 漢 英訳:中山 ゆかり 発行:ふげん社 印刷:渡辺美術印刷株式会社 ISBN:978-4-908955-01-3 「築地ラビリンス」あとがきより 土屋の華やかなポートレートが、光の当たる場所でめ まぐるしく移り変わる都市の表層を軽妙に写し取っていくものだとするならば、新納の写真は暗がりに潜んでいる得体の知れない都市の実像を掠め取ろうとするもので ある。もしかしたら、その衣の下には、ただぽっかりと 空洞があるだけかもしれない。そんな危うさを秘めながらも「ファインダーをのぞき、シャッターを切る」という彼らの営為は止められない。被写体に対するアプローチや作風は一見交わらないように見えるが、両者の作品を並べてみてみると、東京という都市そのものの両面性をみごとに表現していることに気づく。土屋の演出する煌びやかな世界が美しければ美しいほど、新納が暴く都市の実像が意味をなしてくる。両人が織りなす、都市の表層と深層というアンビバレンスなイメージに、見るものは強く揺さぶられるのだ。東京という巨大都市の揺らぎ、不安定さは、何よりも一個人の生の揺らぎを想起させる。 今まさに都市が形作られ破壊されようとしているこの ホットスポットで、二人の写真家がとらえる、一つの街 が織りなす生と死の明滅に耳を研ぎ澄ませてほしい。(ふげん社 関根 史) 関連イベント いずれのイベントもご予約をお願いいたします。 電話とメールで承っております。 ご予約の際は「代表者のお名前、参加人数、当日のご連絡先(電話番号)」をご連絡ください。 TEL:03-6264-3665 Mail:info@fugensha.jp ◉土屋×新納 撮影会+講評会(定員20名・参加費3,000円) 12/10(土)13時〜 撮影会 12/23(金・祝)14時〜 講評会 ◉12/17(土)14時〜 土屋×新納トークショー(定員40名・参加費ドリンク付1,500円) 作家プロフィール 土屋 勝義 Katsuyoshi Tuchiya HP 1963年 4月1日、東京、築地生まれ。 1981年 明治大学付属中野高校卒業、東京工芸大学短期大学入学(旧写大) 1983年 六本木スタジオ(チーフアシスタントを経て) 1986年 篠山紀信氏に師事 1989年 独立。土屋勝義写真事務所開設 2010年 現在に至る 新納 翔 Sho Niiro HP 1982年 横浜生まれ 2001年 麻布学園卒業 2002年 早稲田大学理工学部応用物理学科入学 2006年 同大学中退 2009年 Gallery Niepceのメンバーに参加(-2010) 2012年 川崎市市民ミュージアムにて写真講座の講師を務める ◉Facebookページ https://www.facebook.com/events/1107223639358660/