2020/08/20(木) - 2020/09/06(日) LILY SHU「LAST NIGHT」 終了しました Exhibition ©LILY SHU このたび、2020年8月20日(木)から9月6日(日)まで、LILY SHU個展「LAST NIGHT」をコミュニケーションギャラリーふげん社にて開催いたします。 LILY SHU(リリー・シュウ)は1988年、中国・ハルビン生まれのアーティストです。日本とイギリスで歴史と哲学を研究した後、東京藝術大学で写真から始め、現代アートの表現を学び、在学中から作品を発表してきました。2017年に第33回東川町国際写真フェスティバル赤レンガ公開ポートフォリオオーディショングランプリを受賞、2019年に第8回エモンフォトアワードグランプリを受賞しました。 リリーは、「見る」と「見られる」行為がもたらされる平面として写真を扱い、高度にシステム化された資本社会に生きる一個人の感性と実存を感じさせるイメージを次々と生み出しています。そのイメージの連鎖は、固定されたフレームから逃げるようであり、立ち現れては消えるような重層的な思考空間を生成します。 本展「LAST NIGHT」では、写真作品と初公開のドローイングを含め、約30点を展示します。占領と分断が溢れる社会に対する省察として、具体的なように見えながらも不確かな時間性を持つ「夜」がここで改めて構築されます。 「制作することや展示することは、生きることと同様に世界と関係性を作ること」と語るリリーの作品は、静寂な展示環境で雄弁にあなたへ語りかけることでしょう。 ■開催概要 LILY SHU「LAST NIGHT」 2020年8月20日(木)〜9月6日(日) 火〜金 12:00〜19:00 土・日 12:00〜18:00 ギャラリートーク 8月22日(土)17:00~18:30(予約制・詳細は下記) ナイトギャラリー 8月28日(金)12:00〜21:00 休廊:月曜日 作家在廊日: 8月22日(土)14-18時 8月29日(土)14-18時 9月5日 (土)14-18時 9月6日 (日)14-18時 会場:コミュニケーションギャラリーふげん社 〒153-0064 東京都目黒区下目黒5-3-12 TEL:03-6264-3665 MAIL:info@fugensha.jp https://fugensha.jp ■作家プロフィール LILY SHU(リリー・シュウ) 1988年 中国 黒竜江省ハルビン市生まれ 埼玉大学 教養学部 美学専攻卒業 ケント大学 美術史専攻 修士号取得 東京藝術大学大学院修了 主な受賞歴: 第33回 東川町国際写真フェスティバル赤レンガ公開ポートフォリオオーディショングランプリ(2017) 第7回 TOKYO FRONTLINE Photo Award佐々木敦賞(2017) 第18回 写真「1_WALL」ファイナルリスト(2018) 第8回 エモンフォトアワードグランプリ(2019) パブリック・コレクション: モデナ写真財団、イタリア 東川町国際写真財団 https://www.lilyshu.com/ ■イベント 8月22日(土)17:00~ ギャラリートークLILY SHU×沢山遼(美術批評家) ※参加費1000円(要予約) ※ご予約は電話とメールで承っております。 TEL:03-6264-3665 Mail:event@fugensha.jp ※YouTubeチャンネル「スタジオビッグバード」にて、投げ銭制のライブ配信をいたします。配信を楽しんでいただけましたら、ぜひ投げ銭でご支援をよろしくお願いいたします。投げ銭はこちらから。 ゲストプロフィール: 沢山 遼 美術批評。1982年生まれ。2009年「レイバー・ワーク──カール・アンドレにおける制作の概念」で『美術手帖』第14回芸術評論募集第一席。論文や雑誌などへの寄稿多数。最近の寄稿に「形象が歪む──アヴァンギャルドとキッチュ」(『政治の展覧会:世界大戦と前衛芸術』引込線・放射線パブリケーションズ編、EOS ArtBooks、2020年)。 ※コロナウィルスの感染予防対策について 当館では会場の衛生管理に細心の注意を払い営業しております。 会場内の換気や、不特定多数が接触する場所(階段の手すり、ドアノブ、スイッチなど)のアルコール消毒をおこないます。 お客様には下記の点をご協力下さいますようお願い申し上げます。 ・発熱や風邪症状、体調に不安がある方はご来店をお控えください。 ・入口で消毒液での手指消毒をお願いいたします。 ・咳エチケットにご協力をお願いいたします。