2019/07/16(火) - 2019/07/27(土) 東京愛狂人・鈴木信之 「建物肖像展 Part.2 —築地場外篇—」 終了しました Exhibition このたび、2019年7月16日(火)から27日(土)まで、東京の建物の肖像を路上で描き続ける東京愛狂人・鈴木信之の個展「建物肖像展 Part.2 —築地場外篇—」を開催いたします。2017年12月以来ふげん社では2度目の開催となります。 鈴木信之は1943年生まれの画家です。42才のころから独学で絵を学び、路上で写生するスタイルで東京の建物を30年以上描き続けています。 今回のテーマは「築地場外市場」です。 築地市場場内は、2018年10月に豊洲に移転しましたが、場外の店舗はまだ営業して周辺地域を盛り上げています。 鈴木は築地を1980年代後半から描いていますが、昨年末の場内移転後、より一層周辺地域の風景を記録することへの使命感が芽生え、熱心にスケッチに取り組んでいます。 本展では新作を中心に、古い作品も交えて45点ほどの作品を展示いたします。 鈴木は、原画をコピーして和綴じした手作り画集を地域ごとに編纂しています。 展覧会会場では、本展のために新しく編み直された『築地市場と築地場外市場』を2,500円(税込)で販売いたします。また、作品の販売も特別価格で行います。 皆様のご来場をお待ちしております。 ■開催概要 東京愛狂人・鈴木信之 個展 建物肖像展 Part.2 —築地場外篇— 2019年7月16日(火)〜27日(土) 火-金 12時〜19時 / 土12時〜17時 / 日・月 休み 会場: コミュニケーションギャラリーふげん社 〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F TEL:03-6264-3665 Mail:info@fugensha.jp ■プロフィール 鈴木 信之(すずき・のぶゆき) 1943年生まれ、東京世田谷育ち。設計士の父をもつ。幼い頃は、端材で飛行機や船など形あるものは何でも作ってしまう工作少年だった。中学では生物部に入り、昆虫の形の美しさに魅せられ昆虫採集に熱中した。 成城学園高校卒業、日本大学 理工学部 土木工学科卒業後に横浜市の役人となり都市計画の部署に配属。港北ニュータウンの開発を担当し、5年勤め退職。教師を目指し、新聞配達などのアルバイトをして資金を貯め、同志社大学に入学・卒業。 京都での大学生活を経て、東京の魅力に気づく。 「東京はよそ者が楽しくやっていける街。私のようなフラフラした人間がうろつける。街の喧騒に都市のエネルギーを感じる」 東京に戻って肉体労働のアルバイトをしている時、気のいい同僚たちに、人生の楽しさを絵で伝えたいと思いを抱くようになった。1985年、42歳から絵を独学で学び、その二年後から東京を描き始め、現在に至る。 敬愛する画家は、歌川広重。「彼は命がけで街を描いたから尊敬している」