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2021/03/20(土)

トヨダヒトシ映像日記/スライドショー
春の三夜連続上映会
第一夜 11211

終了しました
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「11211」より

2010年 Taka Ishii Gallery

 

このたび、コミュニケーションギャラリーふげん社は2021/3/20(土)・3/27(土)・3/28(日)に「トヨダヒトシ映像日記/スライドショー 春の三夜連続上映会」を開催いたします。

トヨダヒトシは、プリントでもなく、写真集でもない、35mmフィルムのスライドショー上映という形でのみ活動を続ける写真家です。1993年からニューヨークを拠点に、映写機を自ら操作して上映するライヴ・スライドショーという形式で長・短編の映像作品を発表し始めました。2012年に日本に拠点を移しています。

「(自分が)旅をやめたことで、身の回りのことが旅をしているのに気づいた」というトヨダは、身の回りの風景や淡々と過ぎてゆく刹那を捉えたイメージ一枚一枚を紡いで、スクリーンに映し出してゆきます。暗闇に現れては消えてゆくイメージ群は、一人の視覚という窓から覗いた景色が、鑑賞者の記憶と交感し、やがて世界の真理へと繋がるような、不思議な感覚を抱かせます。

ふげん社では2回目となるトヨダヒトシ映像日記上映会の第一夜は、東京では15年以上ぶりとなる「11211」を上映します。三台のプロジェクターと二面のスクリーンで映し出す、映像日記第二作です。

第二夜「白い月」は、ある年のNYでの春から冬へ向かう日々を綴った映像日記第六作、第三夜「黒い月」は、また違う年の、春から冬へ向かう日本での日々を綴った映像日記第七作です。仏教で使われる暦から名付けられたこの二作品は、遠く離れていながらも共振しあいます。

連続上映の初日は、春分の日です。至るところに生命の息吹が感じられ、あの世とこの世が近づく彼岸に、トヨダの映像日記に立ち現れる生と死の明滅に心を研ぎ澄ませてみませんか。

皆様のご来場をお待ちしております。

 

■開催概要

トヨダヒトシ映像日記/スライドショー

Hitoshi Toyoda visual diary / slide show

春の三夜連続 上映会

第一夜 11211

日時:3月20日(土)19:00開場 19:15開演

※設営の関係で時間を15分後ろ倒しにさせていただきます。

会場:コミュニケーションギャラリーふげん社 3F ギャラリー

〒153-0064 東京都目黒区下目黒5-3-12

TEL:03-6264-3665  https://fugensha.jp

入場料:ウェルカムドリンク付き 2,000円(要申込、各回定員25名)

三夜通し券:5,500円

※チケット代は事前のお支払いをお願い申し上げます。

※毎回上映後に、アーティストトークがあります。

※羽織るものやブランケットなどをご持参いただくことをおすすめいたします。

■お申し込み方法

ご予約はメールと電話で受付しております。

メールの件名を「トヨダヒトシスライドショー予約」として、

1)お名前 2)ご希望の日程・タイトル 3)人数 を下記までお知らせください。

mail: event@fugensha.jp

tel: 03−6264−3665

・当日のスムーズな運営のため、入場料の事前支払いをお願いしております。返信メールにクレジットカードによるお会計リンク、銀行口座を記載いたしますので、5日以内にお支払いください。お支払い後、ご予約完了となります。

・定員制のイベントです。ご予約後にキャンセルされる場合は、開催日の一週間前までにご連絡ください。それ以降のキャンセルにつきましては、ご返金致しかねますのであらかじめご了承ください。

 

■第一夜 上映作品紹介

11211(2000-2021 / 40min / 35mm slide film / silent)

ブルックリン/降りやまぬ雪/水の冷たさも/それぞれにとっての居場所/今という光/エンパイアステイトビル展望階で働いていた/こうして/探すこと/探さないこと/花の静かさに救われていた/「忘れてもいい」と言った雨/「忘れてしまえ」といった雨/それは

ニューヨーク。ある年の冬から夏のはじまりまでの日々を3台の映写機と2面のスクリーンで映していく。映像日記第二作。

 

■上映スケジュール

第二夜 3月27日(土) 白い月 (詳細はこちら

第三夜 3月28日(日) 黒い月 (詳細はこちら

■プロフィール

トヨダヒトシ Hitoshi Toyoda

ニューヨークで生まれ東京で育つ。1993年以来ニューヨークを拠点にし、ブロードウェイ沿いの駐車場やチャイナタウンの公園、教会、劇場といったパブリック・スペースにおいて映写機を自ら操作して上映するライヴ・スライドショーという形式での長・短編の映像作品を発表し始める。2000年より日本でも東京都現代美術館、世田谷美術館、ヴァンジ美術館、神奈川県立近代美術館、タカ・イシイギャラリーなどでの上映の他に、山奥の廃校になった小学校の校庭、横浜トリエンナーレ2014、あるいは米国各地の映画祭など、一貫してライブ形式による上映を続けている。2012年より拠点を日本に移す。

Website http://www.hitoshitoyoda.com/

 

■コロナウィルスの感染予防対策について

当館では会場の衛生管理に細心の注意を払い営業しております。

会場内の換気や、不特定多数が接触する場所(階段の手すり、ドアノブ、スイッチなど)のアルコール消毒をおこないます。

お客様には下記の点をご協力下さいますようお願い申し上げます。

・発熱や風邪症状、体調に不安がある方はご来店をお控えください。

・受付時に検温と手指消毒のご協力をお願いいたします。

・マスクの着用など咳エチケットにご協力をお願いいたします。