このたび、「第二回ふげん社写真賞」のエントリー期間に合わせて、2022年4月〜6月まで、「Fugensha Portfolio Review」をふげん社2階のワークショップ・スペース Papyrusにて毎月レビュアーをお招きしてシリーズ開催いたします。

一人で孤独に作品と向き合い制作する時間から、展覧会や写真集という形で鑑賞者や読者という社会に問いかけるまでの過程において、作品をブラッシュアップさせるためには、第三者の視点が不可欠と言えます。

「Fugensha Portfolio Review」は、各分野のプロフェッショナルと、一対一の対面で、直接自分の作品にアドバイスをいただける貴重な機会です。また、他の参加者の作品に対するコメントを聞くことも大きな学びになると思います。写真界の第一人者との出会いの場を、ぜひ今後の作家活動にお役立ていただければ幸いです。

ふげん社が主催する写真集出版のコンペ「ふげん社写真賞」の第二回作品募集を2022年4月〜6月にかけて行なっています。ご応募を検討されている方も、ぜひご参加くださいませ。

4月は、ふげん社が今年創刊した雑誌『写真』のエディトリアル・ディレクターを務めている写真史家・写真評論家の打林俊さん、5月は、同じく雑誌『写真』の編集長であり、編集者・写真家としての顔も持つ村上仁一さんをレビュアーとしてお招きいたします。

皆様のご参加をお待ちしております。

■開催概要

「第二回ふげん社写真賞」開催記念
Fugensha Portfolio Review

レビュアー：打林 俊（雑誌『写真』エディトリアル・ディレクター／写真史家・写真評論家）

日程：4月23日（土）14:00〜16:00

会場：デジタルラボ Papyrus（ふげん社 2 階）
〒153-0064 東京都目黒区下目黒 5-3-12 ふげん社

TEL：03-6264-3665

対象：写真を用いて作品制作・表現を行なっている方。国籍、年齢、プロ、アマチュアは問いません。レビューは日本語で行います。

定員：8名（最少催行人数 4名）

参加費：
一般 4,400 円(税込)
学生 3,300 円(税込) ※当日学生証をご提示ください。

■レビュアープロフィール

打林 俊　Shun Uchibayashi

写真史家、写真評論家。1984 年東京生まれ。2010-2011 年パリ第 1 大学招待研究生、2014 年日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了。博士（芸術学）。2016～2018 年度日本学術振興会特別研究員（PD）。主な著書に『絵画に焦がれた写真－日本写真史におけるピクトリアリズムの成立』（森話社、2015）、『写真の物語－イメージ・メイキングの 400 年史』（森話社、2019）、共著に『写真集の本－明治～2000 年代までの日本の写真集 600』（カンゼン、2021）、“A Forgotten Phenomenon: Paul Wolff and the Formation of Modernist Photography in Japan”（Dr. Paul Wolff & Tritschler: Light and Shadow－Photographs 1920-1950, Kehrer, 2019）など。2015 年、第 9 回花王芸術・科学財団 美術に関する研究奨励賞受賞。

■ご参加方法

※4/7現在、満席御礼となりました。キャンセル待ちをご希望の方はメール（fugensha.store@gmail.com）でご連絡下さいませ。

ふげん社オンラインストアからチケットをご購入ください。

◉一般チケットのご購入はこちら

◉学生チケットのご購入はこちら　※当日学生証のご提示をお願いいたします。

・キャンセルされる場合は、開催日の1週間前までにふげん社にご連絡ください。それ以降のキャンセルにつきましては、ご返金致しかねますので、あらかじめご了承ください。

・もしふげん社オンラインストアからチケットを購入していただくことが難しい場合は、銀行振込などで対応させていただくことも可能です。お気軽にふげん社（TEL：03-6264-3665　Mail：fugensha.store@gmail.com）までご連絡ください。

■レビュー形式

プリントをテーブルの上に並べる形式で作品を拝見します。

時間：一人あたりの時間は15分

ご持参いただく作品の形式：サイズ 2L以上のプリント20枚〜50枚程度。１シリーズが望ましいです。

■次回予告

5 月 21 日（土）14:00〜16:00

レビュアー：村上仁一（雑誌『写真』編集人／編集者・写真家）

詳細はこちら

■ふげん社写真賞について

ふげん社は渡辺美術印刷株式会社創立 70 周年記念事業として「ふげん社写真賞」を 2020年に創設しました。このたび、第二回の作品募集を開始いたします。
写真芸術を深め、拡張し、未来へ問うこと。その確かな歩みを記すため、作家を支援し写真集出版を行います。

グランプリ 1 名に、写真集出版とふげん社で出版記念展を開催する権利を授与します。

条件：国籍、年齢、プロ、アマチュアは問いません。日本在住で、二次選考会に参加できる方。作品のテーマ、手法は自由。参加費は 3,300 円。

選考員：飯沢耕太郎（写真評論家）、町口 覚（造本家）、渡辺 薫（渡辺美術印刷株式会社 代表取締役）

エントリー期間：2022 年 4 月 1 日（金）〜6 月 30 日（木）18 時必着

▼応募要項など詳しくはこちら
https://www.fugensha-award.com/