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2024/10/06(日)

ふげん社ポートフォリオレビュー 2024
レビュアー 野村恵子

  • Event

このたび、2024年10月6日(日)に「ふげん社ポートフォリオレビュー2024」第6回を、写真家・野村恵子さんをレビュアーにお招きして開催いたします。

野村恵子さんは、兵庫県神戸市生まれの写真家で、2020年から沖縄を拠点として活動されています。

1999年に初の写真集『DEEP SOUTH』(リトルモア)を発表して以降、女性のポートレートや、街、空、海、山などの風景を主な被写体に、自らの感覚や記憶や感情を刻みつけるように撮影した、エモーショナルな表現が高く評価されています。

2019年には、写真集『Otari-Pristine Peaks 山霊の庭』で林忠彦写真賞を受賞。近年は、ポーランド、スペイン、台湾でのアーティストインレジデンスを経験し、国境を越えて人々と交流しながら制作し、自身の作品表現を深めていらっしゃいます。

また、今年から「写真甲子園2024」の代表審査委員や、富士フイルムフォトサロンのポートフォリオレビューのレビュワーを務められ、沖縄でもワークショップを開催されるなど、後継の育成にも力を入れていらっしゃいます。

野村さんは、さまざまな異国の地で作品を制作・発表されてきたご経験をお持ちですので、年齢、性別、国籍、プロアマ問わず、作品に対するコメントを親身にしていただけると思います。

「ふげん社ポートフォリオレビュー」は、写真表現のプロフェッショナルと、一対一の対面で、直接自分の作品にアドバイスをいただける貴重な機会です。

ぜひ、現在制作に取り組んでいる作品や、写真展を控えている、写真集にしたい作品などをご持参ください。

また、他の参加者の作品に対するコメントを聞くことも大きな学びになりますので、見学者も歓迎いたします。

写真界の第一人者との出会いの場を、ぜひ今後の作家活動にお役立ていただければ幸いです。

作品ジャンル・撮影対象や、プロ、アマチュアなど経歴は問いませんので、ぜひお気軽にご参加ください。

 

■開催概要

ふげん社ポートフォリオレビュー 2024

第6回 レビュアー:野村恵子

日程:2024年10月6日(日)13:00~16:30

レビュー終了後、アフターティーパーティ1時間あり(ワンドリンク付)

会場:コミュニケーションギャラリーふげん社
〒153-0064 東京都目黒区下目黒 5-3-12

参加費:5,000円(定員8名)

見学料 2,000円(定員5名)※レビューを受けず、見学のみの方

前払い制。お申し込み方法は下記をご覧ください。

 

■レビュー形式

プリントをテーブルの上に並べる形式で作品を拝見します。

時間:一人あたりの時間は15分
ご持参いただく作品の形式:サイズ 2L以上のプリント20枚〜100枚程度。1シリーズが望ましいです。

※完璧なポートフォリオをご用意する必要はもちろんございません。お持ちいただくプリントの枚数はできるだけ多い方が、レビュアーから多くのヒントをいただけると思います。

※参加いただく皆様のそれぞれの課題や目標に寄り添ったレビューにしますので、まだ見せる段階に達していないのではないか、他の人とのレベルの差が気になる、という心配はご無用です。

 

■お申し込み方法

ふげん社オンラインストアからチケットをご購入ください。

◉参加者チケットのご購入はこちら

◉見学者チケットのご購入はこちら

・キャンセルされる場合は、開催日の1週間前までにふげん社にご連絡ください。それ以降のキャンセルにつきましては、ご返金致しかねますので、あらかじめご了承ください。

・もしふげん社オンラインストアからチケットを購入していただくことが難しい場合は、銀行振込などで対応させていただくことも可能です。お気軽にふげん社(TEL:03-6264-3665 Mail:fugensha.store@gmail.com)までご連絡ください。

 

■レビュアー プロフィール

野村恵子 Keiko Nomura

兵庫県神戸市生まれ。同志社女子大学英文科中退、大阪ビジュアルアーツ専門学校卒業。卒業後、渡米。LA, Santa Feのワ-クショップにて写真を学ぶ。ベトナムをテ-マにした初の展示で1997年に「コニカプラザ新しい写真家登場」年間グランプリを受賞。1999年に沖縄をテーマにした写真集『DEEP SOUTH』を発表。同名の写真展を渋谷パルコギャラリーにて開催。同作品にて、日本写真協会新人賞、2000年に東川賞新人作家賞を受賞。人物や風景から滲み出す濃密で切ない空気感、その独特の色彩感覚から力強く紡ぎ出された作品が高く評価された。俳優を撮り下ろした写真集や取材撮影に関わる本も多数出版されている。2019年、写真集『Otari-Pristine Peaks 山霊の庭』により、林忠彦写真賞を受賞。個展の開催は40回を超え、グル-プ展も国内外で多数参加。2022年ポ-ランドより写真集『Melody of Light』刊行。その他の写真集も多数刊行されている。現在、沖縄を拠点に活動中。2023年より非営利の写真教育団体「New Photographer’s Okinawa U-30」の代表も務めている。

 

■レビュワー著書

野村恵子『Naked Flowers』(サイン入り)(2024)

¥2,860

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野村恵子『Bloody Moon』 (冬青社、2006)
¥3,520

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