2018/05/15(火) - 2018/05/26(土) 橋本とし子写真集『キチムは夜に飛ぶ』刊行記念写真展 終了しました Exhibition このたび、橋本とし子写真集『キチムは夜に飛ぶ』を5月15日に刊行いたします。 夫と娘二人、猫と暮らす作家が、夢と現実が交錯する摩訶不思議でユーモラスな世界を、情感豊かに捉えました。 妻として、母として、写真家として葛藤を抱える日々で、「夢」は幸せの象徴でもありました。 思考の枠を解き放つ「吉夢」の豊穣な世界を、ご堪能ください。 発売にあわせ、刊行記念写真展を5/15(火)〜26日(土)に開催いたします。リニューアルを経たギャラリーの展覧会第一弾となります。 みなさまのご来場を心よりお待ちしております。 ■開催概要 橋本とし子 写真集刊行記念展「キチムは夜に飛ぶ」 会期: 2018年5月15日(火)〜26日(土) 火-金 12時〜19時 / 土12時〜17時 / 日・月休廊 会場: コミュニケーションギャラリーふげん社 〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F TEL:03-6264-3665 Mail:info@fugensha.jp 関連イベント: ・オープニングパーティ 5月15日(火)18時〜 写真集の発売と写真展の初日を祝って、ささやかなパーティを開きます。皆様のご参加をお待ちしております。 ■刊行情報 橋本とし子写真集『キチムは夜に飛ぶ』 88頁 A4 並製本 著者:橋本とし子 企画・デザイン:長尾 敦子(BookPhotoPRESS) 印刷:渡辺美術印刷株式会社 ISBN:978-4-908955-04-4 発行:ふげん社 3,700円(税別) 5月15日(火)発売 白から黒へためらいながら歩いて行って 眼から魂へ一瞬で飛ぶ でも心は気づかない 自分が誰の夢を証ししたのか 「キチムは夜に飛ぶ」に寄せて うつってる より 谷川俊太郎 「キチム、キチム、キチムは よるに とぶ」 夢と現実が交錯する2歳の長女が、あるとき口ずさんだ。 キ、チ、ム。 耳慣れない響き。まるで呪文のようだ。 「きちむ」は「吉夢」。 「縁起の良い夢」「幸先の良い夢」という意味があることを後に知った。 この言葉を当時の彼女が知る由も無く、突然口にしたこの言葉が、 未来のお告げのように、朧げだけれど確かな明かりに見えた。 吉夢のイメージは、 毎日繰り返される日常、時に味わう非日常の断片をすくい続ける。 これまでもこれからも。 私は何を見るのだろう。 (作家テキストより) ■作家プロフィール 橋本 とし子 1972年栃木県生まれ。高校生の時父親の二眼レフを譲り受けて写真を撮り始める。 大学卒業後写真を学ぶ。プロラボ、新聞社に勤務後、フリー。 以来、身辺の情景や旅をテーマに、雑誌・個展等で作品を発表している。 2017年よりギャラリー・ニエプスに参加。現在、夫と10歳と2歳になる子ども、猫と暮らす。 主な展示 個展 1998年「愛すべきものたち」栃木 オランダ館 2005年「ニャーとシャー」根津 nomado/谷中 nido 2007年「フシーチコナイ・フバヴォ」スライド上映会 結城 la famile/宇都宮 タフドア/谷中 nido 2017年「キチムは夜に飛ぶ」東京 四谷三丁目 ギャラリー・ニエプス グループ展 2008年「18R Sound X Visual」 拝島劇場 2009年「LOVE CAT」展 浅草 PIPPO