2019/11/05(火) - 2019/11/16(土) コレクション展The Collection for reading and thinking 終了しました Exhibition このたび、2019年11月5日(火)〜11月16日(土)まで、コレクション展「The Collection for reading and thinking」をコミュニケーションギャラリーふげん社にて開催いたします。 今年の11月22日で5周年を迎えるふげん社の所蔵作品より、読書と思索をテーマにセレクトした6名のアーティストの作品14点を展示いたします。 また、出品作家の著書や、作品に関連した書籍など、秋の夜長のお供としてふさわしい書物を会場にて販売いたします。 皆様のご来場を心よりお待ちしております。 ■開催概要 コレクション展 The Collection for reading and thinking 2019年11月5日(火)〜11月16日(土) 火〜金 12:00〜19:00 土 12:00〜17:00 休廊日:日・月 会場:コミュニケーションギャラリーふげん社 〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4築地ガーデンビル2F TEL:03-6264-3665 出品作家(五十音順、敬称略): 飯沢耕太郎 「月読み」 石塚公昭 「押絵と旅する男」、「D 坂の三人書房」 幸本紗奈 「遠い部屋、見えない都市へ」 佐藤信太郎 「東京|天空樹 Risen in the East」、「Geography」 山元彩香 「We are Made of Grass, Soil, and Trees」 Beatrix Fife 「Petite maison japonaise」 ■出品作家プロフィール 飯沢 耕太郎 Kotaro Iizawa 写真評論家。きのこ文学研究家。1954 年、宮城県生まれ。1977 年、日本大学芸術学部写真学科卒業。1984 年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。主な著書に『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書1996)、『デジグラフィ』(中央公論新社 2004)、『きのこ文学大全』(平凡社新書 2008)、『写真的思考』(河出ブックス 2009)、『キーワードで読む現代日本写真』(フィルムアート社 2017)、『きのこ文学ワンダーランド』(DU BOOKS 2013)などがある。 石塚 公昭 Kimiaki Ishiduka 人形作家、写真家。 1957 年葛飾区生まれ江東区在住。1977 年東京クラフトデザイン研究所陶磁器科卒。 1977 年から79 年まで岐阜県瑞浪市 茨城県高萩市にて製陶業に従事。 文豪の人形を制作・撮影し、文学作品に生きる作家たちのイメージを作り上げている。1980年に最初のシリーズである黒人ジャズ・ブルースの音楽家の人形制作に取り組み、1996 年より第2 シリーズとして日本人作家の人形制作をはじめ、最初に渋沢龍彦(しぶさわ・たつひこ、1928-1987)を制作した。 http://kimiaki.sakura.ne.jp/ 幸本 紗奈 Sana Komoto 1990 年広島県で生まれる。 武蔵野美術大学造形学部映像学科写真表現コース 山崎博ゼミ卒業 第19 回写真「1_WALL」 ファイナリスト 2018 年ふげん社にて個展「遠い部屋、見えない都市へ」開催 2019 年初の写真集『other mementos』をブックレーベル〈Baci〉から出版 https://www.sanakohmoto.com/ 佐藤 信太郎 SATO Shintaro 1969 年に東京に生まれる。1992 年、東京綜合写真専門学校卒業。1995 年に早稲田大学第一文学部を卒業し共同通信社に入社。2002 年よりフリーの写真家として活動する。 「土地の持つ性格や歴史、人の営みと、そこから現れる特有の雰囲気(ゲニウス・ロキ、地霊)」をテーマに、生き物のように変貌する都市を捉えた独特の作品を発表している。 2012 年に林忠彦賞、2009 年に日本写真協会賞新人賞を受賞。『Geography』(ふげん社, 2019)、『The origin of Tokyo』(P.G.I., 2019)、『The spirit of the place』(キヤノンギャラリーS, 2014)、 『東京・TOKYO 日本の新進作家 vol.13』(東京都写真美術館, 2016)、など、国内外で個展、グループ展を多数開催。写真集に『非常階段東京 THE ORIGIN OF TOKYO』、『夜光』、『東京|天空樹 Risen in the East』、『非常階段東京 -TOKYO TWILIGHT ZONE-』(いずれも青幻舎)、『Geography』(ふげん社)などがある。 http://sato-shintaro.com/ 山元 彩香 Ayaka Yamamoto 1983 年 兵庫県生まれ。2006 年 京都精華大学 芸術学部 造形学科洋画コース卒業。 言語による意思疎通が難しい状況下での撮影は、写真というメディアが本質的に抱える性質以上に他者との様々な接点を作家にもたらし、以降、暴力的でありながらも魅力的なイメージ生成の場とも言えるポートレートの撮影を続ける。主な個展に「We are Made of Grass, Soil,and Trees」(タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム、2018)、「Nous n’irons plus au bois」(同、2014)など。主に東欧各地で撮影を行い、国内外で写真展やレジデンスに参加。 2019 年に写真集『We are Made of Grass, Soil, and Trees』(T&M Projects、2018)が「さがみはら写真新人奨励賞」を受賞。 http://ayakayamamoto.com/ ビートリックス・ファイフ Beatrix Fife イギリス系でイタリア育ちの父、 イギリスに育ったノルウェー人の母のもとで幼年期をローマで過ごす。 幼い時から伊、英、ノルウェーの3 ヶ国語を話す。 7歳からは家族でフランスのパリに移り、フルートを習う。 パリの高校卒業後、オスロの大学へ進学。絵画、演劇を始める。 その後ニューヨークのオフブロードウェイでの演出アシスタントを経て、 ブダペストの美術アカデミーで絵画を学ぶ。 90年オーストリアの絵画コンクールで入賞したのをきっかけに渡日。 京都で語学講師を始めると共に、展覧会や音楽活動、ダンスや映像との複合パフォーマンスを行うなどして9年間を過ごす。 99年、ベルギーに移る。仏英語講師を務めながら絵画と音楽活動を続け、 ブリュッセル の音楽アカデミーでジャズピアノ、フルートを学ぶ。 02年からフランス、ブゾンソンのフランシュ・コンテ大学修士課程(心理言語学、専門は芸術とドラマティゼーション)で学び、06年に修了。 ブリュッセルにてBLA語学スクールを開校、運営。 2010年夏より、再び活動の拠点を日本に移し、Bix&Marki でフランス語のオリジナル曲を演奏。 現在、アンスティチュ フランセ東京、東京大学、早稲田大学で仏語非常勤講師を務める。 日本語も堪能。 http://www.beatrixfife.com/ ふげん社web にてコラム「THE LAND」、「テープレコーダー」を連載。 https://fugensha.jp/columns/