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【ノミネート】王露と鶴巻育子が第31回「林忠彦賞」の最終候補に選出

2023.03.09

王露『Frozen are the Winds of Time』(ふげん社、2022)

鶴巻育子「芝生のイルカ」(2022年12月にふげん社開催)

第31回「林忠彦賞」の最終候補作品に、

王露『Frozen are the winds of time』(2022年10月に弊社より写真集を刊行)と

鶴巻育子「芝生のイルカ」(2022年12月1日-12月25日に弊社で展覧会開催)が選出されました。

受賞作品は、新田樹さんの「Sakhalin」(サハリン)に決定しました。おめでとうございます!

■第31回「林忠彦賞」

《受賞作品》

新田樹    「Sakhalin」

《最終候補作品》

エバレット・ケネディ・ブラウン「Umui」

王露     「Frozen are the winds of time」

キセキ ミチコ「VOICE 香港2019」

高橋 智史  「男鹿ー受け継がれしものたちー」

高橋 万里子 「スーベニア」

鶴巻 育子  「芝生のイルカ」

水島 大介  「おじいちゃんの写真集」

詳細はこちら(林忠彦賞事務局ウェブサイト)

■王露『Frozen are the winds of time』

近年急速に発展を遂げる故郷を舞台に

運命に翻弄された家族の肖像を

過去・現在・未来を交差する光によって描き出す

中国山西省出身の若手写真家・王露の初作品集

著者:王露
寄稿:岩根 愛 (写真家)、賈樟柯(映画監督)
造本設計:町口 覚

出版社:ふげん社
2022年10月22日発行
判型:A4変形(227×256mm)
装丁:上製本/クロス装/表紙絵柄2種
ページ数:184頁
言語:日・中・英
ISBN 978-4-908955-18-1

定価:6,600円(本体6,000円+税)

ご購入はこちら

■鶴巻育子『芝生のイルカ』

100 名以上の視覚障害者と関わる中で、彼ら独特の言語表現に着目した鶴巻は、その言葉を手がかりに写真を撮り始めました。

視覚障害者という他者の言葉を借りて、世界を覗き見る感覚は、自分が当たり前と思って見ていた世界の輪郭を拡張する試みです。

ふげん社で2022年12月1日-12月25日に開催した同名の展覧会にあわせて

Jambooksから写真集が刊行されています。

展覧会詳細はこちら

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