2020/06/11(木) - 2020/06/28(日) 緊急企画展「東京2020 コロナの春」写真家が切り取る緊急事態宣言下の日本 終了しました Exhibition ©Mitsugu Ohnishi このたび、6月11日(木)から6月28日(日)まで、グループ展「東京2020 コロナの春〜写真家が切り取る緊急事態宣言下の日本〜」をコミュニケーションギャラリーふげん社にて緊急開催いたします。 2020年春、オリンピックが予定されていた東京に新型コロナウィルスが到来し、私たちは生活スタイルとマインドに大きな転換を余儀なくされました。 そこで、パンデミック下において写真家がどのように表現したのかを提示し、これからの写真表現を考えるグループ展を企画いたしました。 土田ヒロミ氏、大西みつぐ氏のご尽力で、幅広い年齢層、異なる国籍を背景に持つ写真家20名が集いました。 タイムリーな表現を社会へ向けて即時的に発表することで、表現者、鑑賞者それぞれが思考を深めるきっかけとなり、現代に生きる私たちにとって、これからを力強く歩む一歩となりましたら幸いです。 出展作家(五十音順) Area Park、大西みつぐ、オカダキサラ、蔵真墨、GOTO AKI、小林紀晴、佐藤信太郎、John Sypal、田口るり子、土田ヒロミ、田凱、中藤毅彦、新納翔、橋本とし子、普後均、藤岡亜弥、港千尋、元田敬三、山口聡一郎、Ryu Ika (計20名) ©Hiromi Tsuchida 呼び掛け人・土田ヒロミからのメッセージ 人類と疫病との戦いは、14世紀のペスト、19世紀コレラ、20世紀のHIV, その都度、倫理観、死生観、生産性などに強く影響をおよぼし、人類の文化的な大きな偏狭点として歴史に変えてきた。 そして、21世紀の新型コロナのパンデミックも、地球規模で急激に成長したグローバル環境の現在に修正を加えることを求めてくるにちがいありません。 人と人の濃密な関係性、組織が生産を加速し消費を促し、文化を生み出してきたが、新型コロナは、その基本的な構造を否定することを強制しようとしている。 個と個の関係の新しいモデルを創造しなければならないという方向性は確かなようである。 この、関係性が支配する社会、これまでの写真表現の形式、方法論を意味否定する構造をもっている。そんな情況をつきつけられたわれわれ写真家は、直ちにどのような方法論で対応するべきか学習を求められる。 今、直ちに解答を探し出すことは不可能だが、いま、この三ヶ月間に起きたコロナのパンデミック期に、どのように写真表現を制作したか、その報告を一同に会して展示発表することで、われわれに突きつけられている新しい思考を構築する小さなチャンスにしたいというコンセプトが、この展示企画となります。 議論の場として、この会場がいかされればと言う趣旨です。 趣旨、ご理解いただきご参加いただきますことを願っています。 呼び掛け人・大西みつぐからのメッセージ この数ヶ月間というものは、私たちのこれまで積み上げてきた価値観が脆くも崩れ、個に徹することで、ひたすらその存在意義を絶えず自身に突きつけるほかはなかったといってよいでしょう。さらに追い討ちをかけるような厳しい出来事もこの先続くはずです。 そんな社会、経済、文化、環境などのパラダイムを意識的にその構造をも替えて臨まなければならないという急務に際し、しかし、そこでもう一度、写真はたった今の世界とどのように交わり、何を示唆するのかということを落ち着いて考えてみるべきでしょう。この小さな写真展すら、簡単に飲み込まれてしまうほどの災禍がすぐそこにまたきているかもしれません。それでも、私たちはなんらかの意思を示していくことが求められています。企画展にありがちなバランスや忖度や巧みな「ディレクション」はここにありません。お声をおかけしましたのは、ふげん社の積極的な展開にスパークした土田さんと私の切実な思いつきです。どうかご参加ください! ■FUGENSHA magazine No.0 (2020年12月発行) FUGENSHA magazine No.0 今井壽惠の世界 ふげん社の活動を、雑誌を通じて発信する新たな媒体FUGENSHA magazineがスタートします。 創刊0号ではディスカバリー・シリーズの第一回として展覧会を構成する、写真家・今井壽惠の知られざる世界を特集。展示作品を全55点収録。写真家たちの現在に着目し、2020年6月に開催した「東京2020コロナの春」を誌上再録します。 編集 池谷修一 デザイン 宮添浩司 発行所 ふげん社(2020.12.21発行) 1800円(税別) ★ご購入はこちら ■展覧会概要 緊急企画展「東京2020 コロナの春」 写真家が切り取る緊急事態宣言下の日本 会期:2020年6月11日(木)〜6月28日(日) 火〜金 12:00-19:00 土・日 12:00-18:00 5/26(金):12:00-21:00(ナイトギャラリー) CLOSE 月曜日 企画・会場:コミュニケーションギャラリーふげん社 〒153-0064 東京都目黒区下目黒5-3-12 TEL 03-6264-3665 ■イベント 「東京2020 コロナの春」出展者によるトークセッションを下記のスケジュールで、ふげん社YouTubeチャンネル「スタジオビッグバード」からライブ配信します。 視聴者の皆様からのコメントも大歓迎です! ■オンライントーク第一弾「コロナの春」で考えたこと 6月13日(土)午後3時00分 YouTubeでライブ配信スタート 出演者: 大西みつぐ(司会)、蔵真墨、小林紀晴、GOTO AKI、佐藤信太郎、中藤毅彦、山口聡一郎 ■オンライントーク第二弾「移動する眼差し」 6月20日(土)午後6時00分 YouTubeでライブ配信スタート 出演者: 港千尋(司会)、田凱、Ryu Ika、Area Park、オカダキサラ ■オンライントーク第三弾「コロナ非常事態宣言発令中の私」 6月27日(土)午後6時00分スタート 出演者: 土田ヒロミ(司会)、田口るり子、新納翔、元田敬三、John Sypal、橋本とし子 ■コロナウィルスの感染予防対策について 当館では会場の衛生管理に細心の注意を払い営業しております。 会場内の換気や、不特定多数が接触する場所(階段の手すり、ドアノブ、スイッチなど)のアルコール消毒をおこないます。 お客様には下記の点をご協力下さいますようお願い申し上げます。 ・発熱や風邪症状、体調に不安がある方はご来店をお控えください。 ・入口で消毒液での手指消毒をお願いいたします。 ・咳エチケットにご協力をお願いいたします。 対策について詳しくはこちら(https://fugensha.jp/news/20200326/)をご覧ください。 ■出展者プロフィール Area Park 写真家。韓国 釜山出身。慶一大学校と 中央大學校 大學院でドキュメンタリー写真を専攻。韓国国立現代美術館<City We have known>,エルメス アトリエ〈写真の道~宮城県でアルバムを拾う〉、古隠写真美術館〈放浪記〉、錦湖美術館〈都市少年〉等で8回の個展開催。光州ビエンナーレ、大邱写真ビエンナーレ、アルル写真フェスティバル等、アメリカ・ドイツ・フランス・ロシア・中国・日本等で100回余りのグループ展に参加。2011年から東日本大地震の被害地域を回り現在まで撮影を続けている。このすべての作業を総整理し、韓国国立現代美術館で2015年5月に個展開催。作品は国立現代美術館、ソウル市立美術館、GMOMA、SEMA、古隠写真美術館、UBSコレクションなどに所蔵されている。2019年相模原アジア賞受賞 現在、日本と韓国を行き来しながら撮影をしている。 大西みつぐ Mitsugu Ohnishi 1952年東京深川生まれ。東京綜合写真専門学校卒業。1985年「河口の町」で第22回太陽賞。1993年「遠い夏」ほかにより第18回木村伊兵衛写真賞。江戸川区文化奨励賞。2017年 日本写真協会賞作家賞。写真集・ 著書に「下町純情カメラ」、「遠い夏」、「 wonderland」、「川の流れる町で」など。2017年自主映画作品「小名木川物語」を公開。日本写真家協会会員。 オカダキサラ Kisara Okada 1988年東京生まれ。武蔵野美術大学映像科・東京写真専門学校研究科、卒業。 第四回1_WALL finalist、ニコンサロン ユーナ21、コニカミノルタプラザフォトプレミオに入選。 2020年4月に「©TOKYO やさしくやさしく閉じてください」を発行、発売中。 蔵 真墨 Masumi Kura 富山県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。東京ビジュアルアーツ写真学科に学ぶ。近年のおもな展覧会に「この世界とわたしのどこか 日本の新進作家 vol.11」(2012年、東京都写真美術館、東京)、「Adventures of Kura」(2015年、BMW PHOTO SPACE、韓国釜山)、「FOUR FROM JAPAN: CONTEMPORARY PHOTOGRAPHY」(2015年、コンデナストギャラリー、ニューヨーク)。写真集に『kura』『蔵のお伊勢参り』『氷見』『Men are Beautiful』。2010年第10回さがみはら写真新人奨励賞。主な収蔵先に東京都写真美術館、サンフランシスコ近代美術館、沖縄県立博物館・美術館。 GOTO AKI 1972年川崎市生まれ。東京綜合写真専門学校写真芸術第二学科・上智大学経済学部 経営学科卒業。1993~94年の世界一周の旅から今日まで56カ国を巡る。丸紅勤務後、 写真家の道へ。現在、日本の風景をモチーフに地球原初の姿を捉える創作を続ける。 作品「terra」(写真集 赤々舎 2019・写真展 キヤノンギャラリーS 2019)にて、’20 年日本写真協会賞新人賞受賞。武蔵野美術大学映像学科非常勤講師 小林紀晴 Kisei Kobayashi 1968年長野県生まれ。20代からアジアを多く旅し、作品を制作。2000-2002年渡米(N.Y.)。近年は自らの故郷、諏訪地域を被写体に撮影も行っている。著書・写真集に『days new york』、『kemonomichi』、『Silence of India』、『ニッポンの奇祭』、『見知らぬ記憶』『愛のかたち』『まばゆい残像』『孵化する夜の啼き声』など多数。1997年日本写真協会新人賞、2013年第22回林忠彦賞受賞。ニッコールクラブ顧問、東京工芸大学芸術学部写真学科教授。 佐藤信太郎 SATO Shintaro 1969年、東京に生まれる。1992年、東京綜合写真専門学校卒業。1995年に早稲田大学第一文学部を卒業し共同通信社に入社。2002年よりフリー。 2012年に林忠彦賞、2009年に日本写真協会賞新人賞、千葉市芸術文化新人賞を受賞。『Geography』(ふげん社, 2019)、『The Origin of Tokyo』(P.G.I., 2019)、『Civilization: The Way Live Now』(国立現代美術館, ソウル, 2018, NGV Australia, オーストラリア・メルボルン 2019)、『東京・TOKYO 日本の新進作家 vol.13』(東京都写真美術館, 2016)、など、国内外で個展、グループ展を多数開催。写真集に『非常階段東京 The Origin of Tokyo』(2019)『夜光』(2014)、『東京|天空樹 Risen in the East』(2011)、『非常階段東京 TOKYO TWILIGHT ZONE』(2008)(いずれも青幻舎)、『Geography』(ふげん社 2019)などがある。 John Sypal 1979年、アメリカ・ネブラスカ生まれ。2004年、ネブラスカ大学を卒業後に来日し、2005年より写真展を開催し始める。以来13年間の間に25回以上もの個展を開催している。主な個展に“Nebraska, The Good Life”(2005年、ニコンサロン)、“The Different Between”(2007年、コニカミノルタプラザ)、“Gaijin Like Me”(2008年、ニコンサロン)、“195”(2010年、街道リボン)、“John Sypal Photographs”(2015年、横浜そごうライカショップ)などがある。2010年にTotem Pole Photo Galleryへ加入、2012年より現在に至るまで「随写」シリーズとして定期的に作品を発表し好評を博している。また、東京の写真文化を日常的に取材し、“Tokyo Camera Style”と題したブログやインスタグラムを通して積極的に発信している。このプロジェクトの内容は2015年にThames & Hudson社から刊行された写真集“Tokyo Camera Style”にまとめられた。 田口るり子 Ruriko Taguchi 愛知県名古屋市出身。2003年から独学で写真を始める。 富士フォトサロン新人賞2003の受賞を機に写真家としての活動を始める。 音楽関連、雑誌媒体などの仕事をしながら、女性の背中だけを集めた「形骸土木」(2010〜)、ヌードを景色のように見立てた「SCAPE」(2016〜)、祖母のドキュメンタリーポートレート「KIYOKO」(2017〜)など人をテーマに制作し、国内外の写真展や誌面で発表し続けている。 土田ヒロミ Hiromi Tsuchida 1939年福井県に生まれる。1963年福井大学工学部卒業。現在:東京在住 主な作品(写真集 ) 「俗神」(1976)「ヒロシマ」(1983)「砂を数える」(1990) 「新・砂を数える」(2005)「土田ヒロミのニッポン」(2007) 「BERLIN」(2011) 受賞 「太陽賞」「伊奈信夫賞」「日本写真家協会賞」「土門拳賞」 作品コレクション先 ・ 東京都写真美術館(東京) ボストン美術館(ボストン) ・ 東京近代美術館(東京) テート美術館(ロンドン) ・ カナダ近代国立美術館(オッタワ) ・ ニューヨーク近代美術館(ニューヨーク) ・ サンフランシスコ現代美術館(サンフランシスコ) ・ ポンピドーセンター(パリ)など 田凱 Tian Kai 1984年中国生まれ、2006年エンジニアとして来日。現在は日本写真芸術専門学校で非常勤講師の傍ら、フリーランスの仕事もしています。 受賞歴 2018年 第19回写真1_WALL グランプリ受賞 収蔵 2014年度 清里フォトアートミュージアム 主な展覧会 2015年「2014年度ヤングポートフォリオ」清里フォトアートミュージアム、山梨県。 2016年 – 「台北芸術博覧会」、台湾台北。 2016年 – 「溯洄従野」、集美・アルル写真フェスティバル、中国厦門。2017年 – ガーディアンガーデン主催、第17回写真「1_WALL」ファイナルリスト展、東京。2018年 – ガーディアンガーデン主催、第19回写真「1_WALL」ファイナルリスト展、東京。 2019年 – 個展「Good as I Been to You 」Totem Pole Photo Gallery、東京。2019年 – 個展「生きてそこにいて」ガーディアンガーデン、東京。2020年 – 個展「Generate」Totem Pole Photo Gallery、東京。 中藤毅彦 Takehiko Nakafuji 写真家 1970年東京生まれ 東京ビジュアルアーツ写真学科卒。 四谷三丁目にてギャラリー・ニエプス主宰。 モノクロームのストリートスナップを中心に作品を発表し続けている。 個展・グループ展、国内外にて多数開催 写真集に「Sakuan,Matapaan-Hokkaido」「STREET RAMBLER」「White Noise」など。コレクション 清里フォトアートミュージアム 第29回東川賞特別作家賞受賞 第24回林忠彦賞受賞 新納翔 Sho Niiro 1982年生まれ。 急速に変化していく都市風景を撮影し続けている。ドヤ街・山谷、築地市場といった歴史ある場所から無名の街までひたすら彷徨っている。 橋本とし子 Toshiko Hashimoto 1972年生まれ。 大学卒業後、本格的に写真を学ぶ。プロラボ、新聞社に勤務後フリー。 身近な情景をテーマに雑誌・個展等で作品を発表している。 2017年よりギャラリー・ニエプスに参加。 2018年にふげん社より写真集『キチムは夜に飛ぶ』を上梓。 普後均 Hitoshi Fugo 1947年生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、細江英公に師事。1973年に独立。2010年伊奈信男賞受賞。 作品に「遊泳」「暗転」「飛ぶフライパン」「ゲームオーバー」「見る人」「KAMI/解体」「ON THE CIRCLE」「肉体と鉄棒」など。写真集に「FLYING FRYING PAN」(写像工房)、「ON THE CIRCLE」(赤々舎)、「BLACKOUT」(L’Artiere)、「WATCHERS」(ふげん社) 池澤夏樹との共著に「やがてヒトに与えられた時が満ちて……」(河出書房新社)がある。国内、海外での個展、グループ展多数。 パブリックコレクション 東京都写真美術館、北海道立釧路芸術館、京都国立近代美術館、フランス国立図書館、ロサンゼルス・カウンティ美術館、サンディエゴ写真美術館、ヘンリー・アート・ギャラリー、ワシントン大学 藤岡亜弥 Aya Fujioka 広島生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒業。2007年文化庁派遣海外留学生としてニューヨークに滞在。その後2012年までニューヨークに在住。現在広島にて制作活動を行う。主な作品に「さよならを教えて」「離愁」「私は眠らない」「川はゆく」がある。「さよならを教えて」でビジュアルアーツフォトアワード、「私は眠らない」で日本写真協会新人賞を受賞。「川はゆく」で2017年第41回伊奈信男賞受賞。2018年林忠彦賞、2018年木村伊兵衛写真賞受賞。現在広島在住。 港千尋 Chihiro Minato 1960年生まれ 写真家 イメージの発生と記憶などをテーマに制作、著述、キュレーションと広範な活動をつづけている。『赤道』で第一回コニカプラザ奨励賞受賞(1991年)『市民の色』で伊奈信夫賞(2006年)を受賞。写真集に『文字の母たち』『掌の縄文』など多数。『風景論ー変貌する地球と日本の記憶』(中央公論新社)で2019年度日本写真協会賞受賞。最新刊に『インフラグラムー映像文明の新世紀』(講談社選書メチエ)がある。 元田敬三 Keizo Motoda 1971年、大阪生まれ。桃山学院大学経済学部卒業後に写真家を志し、ビジュアルアーツ専門学校大阪へ入学。在学中1996年第33回準太陽賞受賞。1997年大阪新聞にて路上で出会った人の写真とエッセイを1年間連載。これが現在の写真行為の原点となる。写真とは人出会う為にもっとも有効な手段である。と共に、写真は行為であり恋である。心がハッとしたらシャッターを切る→スナップショットで時代を切り開く。 山口聡一郎 Soichiro Yamaguchi 1959年 佐賀県生まれ 法政大学中途退学 東京写真専門学校卒業 写真集 「都市回路」(矢立出版)、「EAST POINT」(蒼穹舎)、「Silent River」「Driving Rain」「草の実」「ハカイとケッカイ」「THE CAR WINDOW」「土は憶えている」(以上、私家版)他 Ryu Ika 中国内モンゴル生まれ 2015 武蔵野美術大学 映像学科 入学 2018-2019 パリ国立高等美術学校 協定留学 2019年 T3 PHOTO FESTIVAL ベストポートフォリオ賞、第21回写真1_WALL グランプリ、2018年第17回写真1_WALL 姫野希美賞受賞。 2018年度、2019年度 清里フォトアートミュージアムに収蔵。 主な個展に2019.11『いのちを授けるならば』東京 ふげん社、2019.06 『Puzzle Mapping』 パリ AMAC Projects ギャラリー。