2021/04/15(木) - 2021/04/25(日) 米屋こうじ写真展「夜汽車の刻」 終了しました Exhibition ©︎Koji Yoneya このたび2021年4月15日(木)から4月25日(日)まで、米屋こうじ写真展「夜汽車の刻」をふげん社・2階Papyrusギャラリーにて開催いたします。 米屋こうじは、1968年山形県天童市生まれの鉄道写真家です。広告写真家・安達洋次郎氏、鉄道写真家・真島満秀氏の助手を経て1993年からフリーランスで活動しています。旅情、そして人の生活の中にある鉄道風景を求め、日本と世界を旅しています。 特にアジアにおいては、25年間にわたり各国の鉄道を訪ね、乗客や旅の風景を撮影。書籍や写真展などで発表し、ひとつのジャンルを確立しています。国内では碓氷峠の鉄道、国鉄の車両、夜行列車など、去りゆく列車を写真と音で記録した『写音集』シリーズや、明治期より残る鉄道遺産をリポートした『ニッポン鉄道遺産を旅する』(共に斉木実氏と共著)、国鉄に勤務した家族と自叙伝を綴った『鉄道一族三代記』など、多くの著書を持っています。 本展では、「夜汽車」をテーマに、ゼラチン・シルバー・プリント約15点を展示いたします。 かつては演歌や歌謡曲に唄われ、旅、そして人の出会いと別れの象徴であった夜行列車ですが、現在は遠い存在となってしまいました。闇夜に走る夜汽車が放つ独特な存在感を捉え、旅のセンチメンタルな記憶を呼び起こす、米屋こうじの写真作品を、どうぞご高覧ください。 また、会期中の4月24日(土)に開催する「古今亭駒治鉄道落語会第6回」では、スライドトーク 米屋こうじ(鉄道写真家)×古今亭駒治「夜汽車の旅」をおこないます。「乗り鉄」で旅好きの噺家である駒治師匠と、夜汽車の魅力を語り尽くします。会場観覧と、オンライン配信で開催いたします。こちらもぜひご参加ください。 写真展会場では、展示作品の販売と、著作の販売をいたします。 皆様のご来場をお待ちしております。 作家ステートメント 新幹線から通勤電車、蒸気機関車まで様々な種類の列車がありますが、 “夜汽車”ほど、旅情を感じさせる列車はないでしょう。 ある年齢以上の人は、脳裏のどこかに夜汽車の記憶が潜んでいるのではないでしょうか? しかし2000年代から徐々に運転本数を減らし、現在では風前の灯火となっています。 旅情だけにとどまらない、郷愁や、闇をゆく恐れまでも感じさせる夜汽車の世界を、高感度フィルムで撮影したモノクロ作品で表現します。 ©︎Koji Yoneya ©︎Koji Yoneya ©︎Koji Yoneya ■開催概要 米屋こうじ写真展「夜汽車の刻」 2021年4月15日(木)〜4月25日(日) 火〜金 12:00〜19:00 土・日 12:00〜18:00 休廊:月曜日 会場:コミュニケーションギャラリーふげん社・2階Papyrusギャラリー 〒153-0064 東京都目黒区下目黒5-3-12 TEL:03-6264-3665 MAIL:info@fugensha.jp https://fugensha.jp ★4月24日(土)古今亭駒治の鉄道落語会 第六回 会場観覧・オンライン配信公演 駒治師匠は「鉄道落語」という新作落語のジャンルのパイオニアとして数々の鉄道にまつわるストーリーを自作しています。「現実からちょっとはみ出した」独自の世界観が、鉄道ファンから落語ファンまで広く惹きつけてやみません。今回は、鉄道落語2席と、ゲストに鉄道写真家の米屋こうじさんをお呼びして、特別スライドトーク付きのたっぷりのプログラムでお送りいたします。 詳細はこちら ■作家プロフィール 米屋こうじ(Koji Yoneya) 1968年山形県生まれ。日本と世界の鉄道を巡りながら撮影を続ける鉄道写真家。 写真集『I LOVE TRAIN-アジア・レイル・ライフ』、エッセー集『ひとたび てつたび』(ころから)、『鉄道一族三代記』(交通新聞社)など著書多数。 https://www.asiantrains.com/