2021/06/11(金) 夏の連続上映会slide show session「6月の6人の6つの光」 第三夜 終了しました Event ©︎Hitoshi Toyoda この度、トヨダヒトシのスライドショーに共鳴した川島小鳥、川瀬一絵、黒川武彦、元田敬三と、トヨダ自身が、短編作品を持ち寄り上映するSlide show Session「6月の6人の6つの光」を6月5日、10日、11日の三日間開催します。 全ての作品は35mmフィルム映写機を作家自ら操作するライヴ・スライドショー形式で発表され、毎回異なるメンバーで異なる作品を上映します。 人々が集い、暗闇に浮かび上がる同じ光を見つめる体験は、不思議な連帯を生むと同時に、生物としての原初的感覚が呼び覚まされます。人が時間と場所を共有することで初めて完成するトヨダ作品は、他者との交わりという人間の営為そのものであり、それがまた新たな光を産む契機となることでしょう。 ここに集った6つの光から果たして何が生まれるでしょうか。ぜひお立ち会いいただければ幸いです。 ※齋藤陽道さんの出演は本人の都合によりキャンセルになりました。当初の予定からプログラムの変更して開催いたします。直前の変更お詫び申し上げます。(2021.5.29) ■開催概要 トヨダヒトシ映像日記/スライドショー 夏の連続上映会 関連企画 Slide show Session「6月の6人の6つの光」 第三夜 6月11日(金) 19:00開演(18:45開場) 参加費:2500円 ※チケット事前購入制 定員:25名 主催・会場:コミュニケーションギャラリーふげん社 〒153-0064 東京都目黒区下目黒5-3-12 TEL:03-6264-3665 ※上映後に短いアーティストトークがございます。 ■参加作家・上映作品 ※6/10(第二夜)と同じプログラムです 川島小鳥「未定(その2)」 川瀬一絵「somethings before named 」 黒川武彦「Petrichor(物語編)」 トヨダヒトシ「An Elephant’s Tail ー ゾウノシッポ Part 1」 元田敬三「渚橋からグッドモーニング 2020 ー2021」 ※齋藤陽道さんの出演は本人の都合によりキャンセルになりました。替わりに川瀬一絵さんが出演します。直前のプログラムの変更、お詫び申し上げます。 ■お申し込み方法 ふげん社のオンラインストア(https://fugensha-shop.stores.jp/)からチケットをご購入ください。 ★チケットのご購入はこちら ※定員制のイベントです。キャンセルされる場合は、開催日の3日前までにご連絡ください。それ以降のキャンセルにつきましては、ご返金致しかねますのであらかじめご了承ください。 ※お問い合わせは event@fugensha.jp もしくは03-6264-3665まで ■上映作品紹介 川島小鳥「未定(その2)」 ・制作年:2021年 ・上映時間:未定 ・メディア:35㎜ slide film ・多分サイレント 「フルーツサンドが大好きなんですよね」わざわざ買いには行くほどでもないんですけど、でも見かけたら嬉しくなります。東京駅で買って新幹線の中でたまに食べます。見た目も好きです。と思っていたら、フルーツサンドが食パンじゃん!って嫌いな友達が2人もいました。思い出したらじわじわ面白い。 - 黒川武彦「Petrichor (物語編)」 ・制作年:2021年 ・上映時間:13分 ・メディア:35mm slide film (Roll) ・サウンド 朗読あり それは町の中の一つの短い物語 *** 季節を懐にしのばせて いいところ だれにも知られない だれにも触れられない いいところみつけては 蒔いてしまうんだ 町を秘密の花園にして 大切な人にだけ 教えてあげるんだ 私はテロリスト - 川瀬一絵「somethings before named」 ・制作年: ・上映時間:未定 ・メディア:35mm slide film ・サイレント - トヨダヒトシ「An Elephant’s Tail – ゾウノシッポ Part1」 制作年:1997 – 2021年 上映時間:8分 メディア:35mm slide film サイレント - 元田敬三「渚橋からグッドモーニング 2020ー2021」 ・制作年:2018年~2021年 ・上映時間:各 20分 ・メディア:35㎜ slide film ・サイレント 365日普通のこと(日常)を写真で記録していく行為に恐怖すら感じはじめている。ここまで写真は容赦なく時間経過を記録していくのかと。 2018年より地元逗子を中心に身の周りを日付入りカメラで撮影しているシリーズを前編後編に分けて上映します。 ■上映スケジュール ◉6月4日(金) 19:00開演(18:45開場) トヨダヒトシ「The Wind’s Path」 参加費:2000円 ◉6月5日(土) 18:00開演(17:45開場) Slide show Session「6月の6人の6つの光」 第一夜 川島小鳥、川瀬一絵、黒川武彦、トヨダヒトシ、元田敬三 参加費:2500円 ◉6月6日(日) 15:00開演(14:45開場) トヨダヒトシ「NAZUNA」+ギャラリートーク(聞き手:飯沢耕太郎) 参加費:2500円 ギャラリートーク・オンライン配信:1000円 ◉6月10日(木) 19:00開演(18:45開場) Slide show Session「6月の6人の6つの光」 第二夜 川島小鳥、川瀬一絵、黒川武彦、トヨダヒトシ、元田敬三 参加費:2500円 ◉6月11日(金) 19:00開演(18:45開場) Slide show Session「6月の6人の6つの光」 第三夜 川島小鳥、川瀬一絵、黒川武彦、トヨダヒトシ、元田敬三 参加費:2500円 ◉6月12日(土) 18:00開演(17:45開場) トヨダヒトシ新作「タイトル未定」1 参加費:2000円 ◉6月13日(日) 18:00開演 (17:45開場) トヨダヒトシ新作「タイトル未定」2 ※6/12と同じ作品を上映 参加費:2000円 ■プロフィール(五十音順) 川島小鳥(かわしま・ことり) 1980年生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業。 主な作品に「BABY BABY」、「未来ちゃん」、「明星」、谷川俊太郎との共著「おやすみ神たち」、「ファーストアルバム」、「道」、「violet diary」、小橋陽介 との共作「飛びます」、「おはようもしもしあいしてる」、「まほう」がある。 第42回講談社出版文化賞写真賞、第40回木村伊兵衛写真賞を受賞。 川瀬一絵(かわせ・かずえ) 写真家。島根県出雲市生まれ。 写真集のために空間をしつらえた『粒と穴』(2015年、dragged out audio)、鑑賞者自らがスイッチを入れてあかりを灯すことで、投影される光を見る『北風と太陽』(2016年、gallery to plus)等、写真に鑑賞者が立ち会う場の設定に重きをおいた展示を行っている。 今回のふげん社での作品は、上記『北風と太陽』をスライドショーとして再編する。 黒川武彦(くろかわ・たけひこ) 1975生まれ 東京 詩人・俳優・映像作家 トヨダヒトシさんのWSに参加したことをきっかけにポジフィルムでの撮影を始める。 リーディングと写真を組み合わせたパフォーマンスを都内の古書店やライブハウスなどで行っている。 詩×主宰 演劇ユニットモメラスメンバー 青年団演出部・スタッフ所属 https://www.takehikokurokawa.net トヨダヒトシ ニューヨークで生まれ東京で育つ。1993年以来ニューヨークを拠点にし、ブロードウェイ沿いの駐車場やチャイナタウンの公園、教会、劇場といったパブリック・スペースにおいて映写機を自ら操作して上映するライヴ・スライドショーという形式での長・短編の映像作品を発表し始める。2000年より日本でも東京都現代美術館、世田谷美術館、ヴァンジ美術館、神奈川県立近代美術館、タカ・イシイギャラリーなどでの上映の他に、山奥の廃校になった小学校の校庭、横浜トリエンナーレ2014、あるいは米国各地の映画祭など、一貫してライブ形式による上映を続けている。2012年より拠点を日本に移す。 http://www.hitoshitoyoda.com/ 元田敬三(もとだ・けいぞう) 1971 年、大阪生まれ。桃山学院大学経済学部卒業後に写真家を志し、ビジュアルアーツ専門学校大阪へ入学。在学中1996 年第33 回準太陽賞受賞。1997 年大阪新聞にて路上で出会った人の写真とエッセイを1年間連載。これが現在の写真行為の原点となる。写真とは人と出会う為にもっとも有効な手段である。と共に、写真は行為であり恋である。心がハッとしたらシャッターを切る→スナップショットで時代を切り開く。 ■コロナウィルスの感染予防対策について 当館では会場の衛生管理に細心の注意を払い営業しております。 会場内の換気や、不特定多数が接触する場所(階段の手すり、ドアノブ、スイッチなど)のアルコール消毒をおこないます。 お客様には下記の点をご協力下さいますようお願い申し上げます。 ・発熱や風邪症状、体調に不安がある方はご来店をお控えください。 ・受付時に検温と手指消毒のご協力をお願いいたします。 ・マスクの着用など咳エチケットにご協力をお願いいたします。