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①ウィーン篇:旅の始まり、フンベルトヴァッサー

2019.02.22

「欧州三都市見聞録」は、2019年2月3日から15日まで、ヨーロッパの最先端のアートシーンを見て見聞を広げるためにウィーン・パリ・ロンドンへ訪問した際、現地からリアルタイムにSNSヘ投稿したレポートを再編集したものです。

ふげん社代表、アーティストのBeatrix Fifeさん、私店主の女子3名の珍道中でした。素敵な出会いがたくさんあり、かけがえのない旅となりました。

それでは、ご覧ください。

現地時間2月5日7:00の投稿

ウィーンから、こんにちは。
現地時間は2月5日の早朝です。
突然ですが、ふげん社代表と、私店主は、アーティストのBeatrix Fifeさんとともに、ヨーロッパのアートシーンを見学し、現地のアーティストやギャラリストと会い見聞を広めるために、ヨーロッパの三都市をめぐる旅にやってきました。
一昨日の夜、最初の都市ウィーンに到着したところです。

昨日の午前中は、ウィーン出身の画家・建築家のフンベルト・ヴァッサー(日本語で、「百の川」の意)の美術館「KUNSTHAUS(クンストハウス)」に訪れました。ドナウ川の近くにあります。無機質な直線を嫌うヴァッサーによる、植物のような豊かな曲線と鮮やかな色彩の絵画と建築の世界に浸りました。美術館内に自然光を取り入れたり、水の流れがあったり、実際にグリーンが置いてあったり…フンベルト・ヴァッサーが愛した森の中にいるような、とても心落ち着く空間でした。

午後は、Beatrixさんの旧い知り合いの、オーストリア出身の写真家・ビデオアーティストWalter Mirtlさんのご案内で、ウィーンの近現代美術館「MUMOK(museum moderner kunst stiftung ludwig wien)」に行きました。

ここは「MuseumsQuartier Wien」といういくつかの美術館やカフェなどがたくさん集まった文化施設の中にあります。この広い敷地は、昔宮廷のための馬小屋があった場所だそうです。

「MUMOK」ではミニマリズムの展示や現代の彫刻家の展示や、ビデオや写真を取り入た作品を見ました。
アーティストは、展示のために大きな壁に作品を施したり、パーテーションを自由に配置したり、空間全体を使ってその作品世界を表現していることが印象的でした。そこにいる鑑賞者や学芸員の人たちも作品の一部のようです。

今回の旅は、古典的な世界の名作に触れつつも、現代の最先端のアートシーンを見て学ぶことです。「過去を尊重しない人に、未来の発展は無い」というフンベルト・ヴァッサーの言葉がありました。その言葉を胸に約2週間の旅を有意義なものにしたいと思います。レポートもご期待ください。

 

P.S. 本場のシュニッツェルは、見た目はヘビーですが、実際はぺろりといけます。とても美味しかったです。

Fumi Sekine
Fumi Sekine プロフィール

ふげん社店主